クライミングには、いつも僕がやるボルダリングとトップロープとリードという3つがあります。
ボルダリングは、高くて4メートルぐらいの課題に取り組むモノで、下にクッションがあるのでロープを付けたりしません。
シューズとチョークあれば気軽にできます。
そのうちのトップロープに挑んだわけです。
トップロープとは、ロープ自体は既に壁に付いているので、そのロープをハーネスに付けて登ることになります。
もともとが高所恐怖症の僕は、高い高いロープなんてモノは絶対しないと思っていました。
ところが、昨日クライミングジムでいつものようにボルダリングをやっていると、最近よく教わる教授(僕らは彼のことをそう呼んでいます)から、ロープやらない?と言われたのでした。
普通なら、無理無理、ボルダリングでいいです。
と答えるところだったのですが、ボルダリングも高さがあまり怖くなくなってきたので、ロープもいいかなあと思ったのでした。
教授は、ロープをやりに行きしばらくしたらボルダリングに戻ってきました。
少し教わった後、また、ロープやらない?と言われたので、
やりましょう!
と言うことで、ジムでハーネスを借りました。
トップロープは、始めてだった僕は当然のごとくハーネスの付け方も知りません。
そこにいる教授を含めた何人かによってかかって教えられ、本当に始めてと言うことにあきれられ・・・(って、始めてって言ったじゃないですか?)とココロの中で思いながらも、ハーネスを付けたのでした。
ハーネスは両太ももと腰に付けるのですが、太ももはできるだけ絞らないといけません。落ちたときに太ももで支えるので、ここが抜けたら大変です。
腰もしっかりと縛ります。
よく分からないまま付けていたら、もっと縛れるでしょ!と怒られました。
気持ちの準備もそこそこに、課題をやれと言われ始めます。
難易度は、5.8です。
それまでに、ボルダリングを1時間半ほどやっていたので、腕はかなり疲れていました。
そして、全くの未知の世界です。
登りながら、ホールドの位置を確かめ、足元を見てフットホールドを探りながら・・・
途中、腕がもうダメ、と言う感情がめばえます。そして、やはり高さが怖くなります。
でも、何とかその課題はクリアしたのでした。
もうわけも分からず登ったので、やったという感情もわかないまま、降りていきます。
降り方も分からないので、いろいろと言われるのでした。
足は90度近くに曲げて、壁を蹴るような降り方をしないといけないのですね。じゃないと顔が壁にぶつかり危ないのでした。
それから、ビレイの仕方も教わったのでした。本を見ると、グリグリというモノでビレイをやっていたみたいです。
かなり悪戦苦闘していたので、冷や汗がどばっと出ました。
でも、もう1回教わったら、何とかできそうです。
次にやった、5.10aは途中で断念でした。
持久力がないです。
途中、引きつけ立ち込みのやり方も教わり、かなり充実した日になりました。
これから、1ヶ月に1回はロープをやろうかと思います。