ボルばか日記

~ボルダリングに熱中しているブログ~

午後8時45分の男



ボルダリングをやっていると、簡単なところなら次どこに足を動かせばいいか何となく分かるようになってきたが、ちょっとでも難しくなると、どこにどう足を動かせばいいのか、全く分からなくなる。

もともと僕は体が硬い。

その上、

高所恐怖症。

そうなると、体が地上から上の方にあること自体でパニックになると言う習性がある。

そうなると、冷静な思考能力は遠くに飛んでいってしまう。

 

パニクるとここで一体何をすればいいのか分からなくなるので、両手はホールドつかんだまま、両足は居場所が分からずステップ踏んでいることになる。これは、見ている人にとっては相当に滑稽な光景だと思う。

このステップ、当然空中でやっているのでそのうち腕に力がなくなり、むなしいステップ状態となり、両手を離し落ちていく。

これが、結構悲しい。

自分でヒントも見つけられないまま落ちていくので、次にトライしたところで成功すると言う気持ちに全くならない。

意地になって同じところを登ろうとしても、同じようにステップ踏んで落ちていく・・・

この、空中微妙ステップ

と言う事から早く脱却したい午後8時45分の男です。